《生産者について》
「優しくて、繊細でしなやか、かつ滑らかな口当たりで飲み手を癒してくれるようなワインを造りたい」
その想いで佐藤嘉晃・恭子夫妻がワイナリーを設立したのが2009年。2人が選んだのはニュージーランドで最も冷涼な産地、セントラル・オタゴでした。
ベルンハルト・フーバー、ジャン・イヴ・ビゾー、ジャン・ピエール・フリック、フィリップ・パカレ、クリスチャン・ビネール・・・。こういったフランスやドイツの巨匠からワインづくりを学びます。
その影響はワインづくりのスタイルにも表れています。まずは畑での作業を第一優先とすること。除草剤や化学肥料を使わない、オーガニックやビオディナミでの栽培を採用するのはもちろん。自身を「ワインメーカー」ではなく「ヴィニュロン」と呼ぶことに、畑仕事への姿勢が現われています。
醸造においても亜硫酸を除く添加物を一切使いません。培養酵母も使わない、いわゆる「最小介入」のスタイル。「混じりけのない生きたワイン」を造り出すことを目指しています。
《このワインについて》
2019年VTよりスタートした、自社畑のブドウでつくる「ラ・フェルム・ド・サトウ」のシリーズ。ピノ・ノワールでつくるこの「シュール・レ・ニュアージュ」が、サトウ・ワインズを代表するフラッグシップワインです。
ワイン名は「雲の上」の意味で、標高300m以上にあり盆地を見下ろす畑の地形を表しています。
ブドウの大部分は除梗しますが、一部は全房でカーボニック・マセレーションを実施。チャーミングで華やかな香りはその効果でしょうか。新樽比率10%で19か月熟成。瓶内熟成12か月以上でリリースされます。
赤い果実の風味とともに、土のような複雑さ。上品さと力強さが同居します。
La Ferme de Sato Sur Les Nuages Sato Wines