《生産者について》
ピノ・ノワールの銘醸地としてすっかり定着したニュージーランドのセントラル・オタゴ。そこで4番目に古く、バノックバーンの地に初めてワインを植えたのが、この「テラ・サンクタ」(神聖な大地、特別な場所と言った意味)です。
セントラル・オタゴの有名な生産者といえばフェルトン・ロードですが、そこからわずか350mに位置します。三方を山に囲まれた比較的温暖な地域で、非常に乾燥しており昼夜の寒暖差が大きい。それゆえ凝縮感がありながら高い酸味を備えた、上質なワインが出来上がります。
その哲学は、既存の慣習や過去の方法論を全て疑ってかかること。可能性にたいして好奇心を持ち、美しいワインと思い出に残る体験を創造することを目指しているといいます。
昨年入荷した際には、1800本とそこそこの量が瞬く間に輸入元完売。今年の入荷を心待ちにしていたレストランや酒販店が多いといいます。
《輸入元によるテイスティングノート》
中程度の明るさのルビー色で、スミレとラベンダーの香りにタイムと赤いベリーが伴う。口に含むと、レッドチェリー、ラズベリーに、モカやスパイスなどの複雑さが加わる。生き生きとしてエネルギッシュでありながら、ソフトでシルキーなテクスチャーを持ち、しなやかなタンニンが親しみやすさを生み出している。バランスの取れた長い余韻が特徴的で、エネルギーに満ちた美味しいピノ・ノワールである。
Estate Pinot Noir Terra Sancta