《生産者について》
先住民族マオリの言葉で「新しい始まり」「夜明けの空」を意味するアタ・ランギ。1980年設立のワイナリーで、国内外で数多く受賞経験があります。NZ国内では古い歴史をもつワイナリーの1つで、マーティンボロのパイオニアとしても広く知られています。
彼らがつくるピノ・ノワールは「ニュージーランドのロマネ・コンティ」と呼ばれる所以。もちろん高品質であることは前提です。最大の理由は「エイベル・クローン」。NZの税関職員をしつつ自分のブドウ畑を持っていたマルコム・エイベル氏。あるとき旅行者がロマネ・コンティの穂木を違法に持ち込もうとしていたのを没収。検疫所で検査したのち持ち帰って増やしたのがエイベル・クローンです。アタ・ランギのピノ・ノワールの多くがこのエイベル・クローンを使用していることが所以なのです。
《このワインについて》
アタ・ランギのフラッグシップにして基本となるワイン。ワイナリーの周りにある6つの自社畑からつくられます。
古いヴィンテージの醸造情報はありませんが、最近のヴィンテージのものは40%全房発酵、新樽比率35%のフレンチオークで19か月熟成されています。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
2021年のピノ・ノワールは、ノーズは力強く、完全に正確で集中している。 酸は味わいの前面から紡ぎだされ、機動的で機敏だ。 この季節には困難があったかもしれないが、このワインは楽で、自然で、形が良い。 素晴らしい。 40%のホールバンチは赤い果実の中にうまく収まり、澱のような風味のインパクトはなく、広々とした中口の味わいを生み出している。 素晴らしい。 飲むのが本当に楽しい。 アルコール度数14%、スクリューキャップで密閉。
[Erin Larkinによる試飲 飲み頃予想2023-2037年]
Ata Rangi Pinot Noir