《生産者について》
先住民族マオリの言葉で「新しい始まり」「夜明けの空」を意味するアタ・ランギ。1980年設立のワイナリーで、国内外で数多く受賞経験があります。NZ国内では古い歴史をもつワイナリーの1つで、マーティンボロのパイオニアとしても広く知られています。
彼らがつくるピノ・ノワールは「ニュージーランドのロマネ・コンティ」と呼ばれる所以。もちろん高品質であることは前提です。最大の理由は「エイベル・クローン」。NZの税関職員をしつつ自分のブドウ畑を持っていたマルコム・エイベル氏。あるとき旅行者がロマネ・コンティの穂木を違法に持ち込もうとしていたのを没収。検疫所で検査したのち持ち帰って増やしたのがエイベル・クローンです。アタ・ランギのピノ・ノワールの多くがこのエイベル・クローンを使用していることが所以なのです。
《このワインについて》
アタ・ランギのフラッグシップにして基本となるワイン。ワイナリーの周りにある6つの自社畑からつくられます。
古いヴィンテージの醸造情報はありませんが、最近のヴィンテージのものは40%全房発酵、新樽比率35%のフレンチオークで19か月熟成されています。
【パーカーポイント95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2019年3月のレビュー]
昨年の記憶よりもさらに素晴らしい2015年のピノ・ノワールは、全房を40%含む(通常の割合)。 フローラルでステミー、そして巨大なブラックチェリーの果実味と複雑なスパイスを十分にまぶしている。 ミディアムからフルボディで、しっかりとしたタンニンがあるが近寄りがたくはなく、唇を刺激するような長い余韻がある。
[Joe Czerwinskiによる試飲 飲み頃予想2020-2035年]
Ata Rangi Pinot Noir