《生産者について》
ギブストン・ヴァレー・ワイナリーは、ワイナリー運営だけでなく、レジャー、観光、レストラン、ウェディング、ホテルなど様々な事業を手掛けています。
その名の通りセントラル・オタゴのサブ・リージョンであるギブストンに本拠地を構え、周辺に畑を持つほか、ベンディゴにも4つの畑を持ちます。
《ワインについて》
そのベンディゴの3つの畑から作る、ギブストン・ヴァレー・ワイナリーの最上級ワイン。60%は全房発酵を用いており、無濾過無清澄で瓶詰。13.5%に抑えられたアルコールもあり、非常に柔らかい口当たりです。
《テイスティングノート》
東洋の香木やブラックベリー、クローヴのような茶色いスパースのアロマ。スクリューキャップを開けた瞬間から十分に広がってくるのですが、それが口の中にいれると爆発します。鼻を抜けていく香りのボリューム感は、ある程度有名な生産者がつくるブルゴーニュの1級畑クラス。タンニンの強さはないので、比較するとしたらモレ・サン・ドニあたりでしょうか。
ブルゴーニュワインなら飲み頃を気にして、若いならデキャンタなり早めの抜栓なり気を使いますが、このワインは開けたそばから全力を発揮するのが素晴らしいところです。
Bendigo Reserve Pinot Noir Gibston Valley