《生産者について》
ラ・ブラチェスカはアンティノリグループに属するトスカーナのワイナリーの一つ。もともとはブラッチ家が所有していたものを1990年にアンティノリが購入。ワイナリー名の「ラ・ブラチェスカ」にその名残があります。
ワイナリーの場所はモンテプルチアーノから18km。トスカーナ州の南東部でウンブリア州との境にあります。
畑はモンテプルチアーノ地区のほか、コルトーナ地区にも所有。合計237haのその両方が素晴らしい栽培環境にあり、それぞれサンジョヴェーゼとシラーを栽培しています。
《このワインについて》
コルトーナDOCにおいて、地元のワイナリーとミラノ大学が共同研究を行った結果、この地はシラーとの相性が非常にいいことが分かりました。近くにある湖の影響で、温暖な気候ながら程よい冷気が入り、素晴らしいバランスのブドウが育ちます。
香りにはまず樽熟成によるバニラ香を感じますが決して過剰ではなく、黒色のベリーやスミレ、スパイスのような複雑な香りが立ち上ります。肉厚で凝縮感のある果実味がありながら、アルコールは13.5%(2024VT)と決して過剰ではなく、上品さをきっちりと備えています。余韻はスパイス感とともに長く続き、名門ワイナリーの風格を備えます。
しっかり凝縮感を持ちながら上品という点ではローヌに似ていますが、そこまでの厳格さはなく明るい果実感となめらかさを持ちます。同じヨーロッパでもローヌとはまた違った表現を持ったシラーです。
Achelo La Braccesca