《生産者について》
ラ・スピネッタは1977年に設立されたピエモンテの生産者。その抜群の品質と常に進歩し続ける姿勢を持って短期間で大躍進。決して歴史が長い方ではないでしょうが、既にピエモンテのトップ生産者の一人として数えられています。
代表するワインは単一畑からつくるバローロとバルバレスコ。彼らは創業時に引き継がれる畑があったわけではないので、自分たちがワイン造りをするにふさわしいと思える畑を選んで購入していきました。ピエモンテだけで100ha以上の畑があると言われますが、それらはいわば小さなドメーヌの共同体。選び抜いた畑だからこそ「ワイン造りの90%は畑での仕事にある」の信念があります。収量を抑えた丁寧な栽培のうえ、畑の個性を表現するワインをつくっているのです。
2001年、スピネッタはその成功をもってトスカーナ州に進出しました。ネッビオーロとは違った魅力を持つサンジョヴェーゼの可能性を探求したかったのだといいます。こちらでもゼロから畑を購入していき、現在は65haの自社畑を所有しています。
《このワインについて》
この「サッソンティーノ」と「セッツァーナ」はスピネッタがトスカーナでつくるワインのトップキュヴェ。リリースまで最低8年はセラーで瓶熟成させるといいます。
【パーカーポイント93+点】
[ワインアドヴォケイト 2018年9月]
2006年産のサッソンティーノは、樹齢45年のブドウ樹から生まれたサンジョヴェーゼの純粋な表現です。過去のヴィンテージでは、ブレンドに少量のコロリーノ(約5%)が含まれていましたが、現在はそうではないと聞いています。このワインは、市場に出回るまでワイナリーで10年間じっくりと熟成されます。ワイルドベリーの香りに続き、バルサム系のハーブ、コーラ、リコリスの香りが広がる、驚くほど繊細でエレガントな味わいです。ブドウ畑は、きめが粗く砂質の土壌が特徴で、これが最終的なワインの香りの純粋さと洗練された味わいを生み出しています。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2018-2030年]
Sassentino Toscana Sangiovese Casanova della Spinetta