《生産者について》
アンティノリがワインビジネスを始めたのは1385年。とんでもなく長い歴史を持つ生産者です。
単に伝統を守るだけではなく、ワインの品質に対してはむしろ革新的。当時「キャンティ」として許可されていなかった、サンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドする「ティニャネロ」をリリースしたのが1971年。まだ「スーパータスカン」という言葉が生まれていない時代です。その後カベルネ・ソーヴィニヨンにサンジョヴェーゼをブレンドする「ソライア」でも世界的に高い評価を獲得。スター生産者への階段を上っていきました。
【パーカーポイント93点】
[ワインアドヴォケイト誌 2015年10月のレビュー]
2012年のティニャネッロは、サンジョヴェーゼ(そしてこのワインを完成させているフランス産ブドウの割合も少ない)の通常のスペクトルをはるかに超えたダークフルーツのニュアンスを持つ、とてもハンサムなワインだ。非常に暑い夏から始まり、涼しい収穫期で終わったこのヴィンテージは、フィニッシュにもう少しスパイスと地中海のハーブが感じられる。ブドウは9月末に収穫され、以前のヴィンテージよりアルコール度数はやや低め。フレッシュさはあるが、タンニンは成熟しており、収量もある。実際、タンニンの管理は的確で、ベルベットのようなリッチな口当たりによって引き立てられる。きれいなミネラルのアクセントが複雑さを持続させる。2012年のティニャネッロは、進化に成功する資質を備えている。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2016-2030年]
Tignanello Antinori