《生産者について》
エトナの名門ワイナリー「テッレ・ネーレ」は、ワイン商であったマルク・デ・グラツィア氏が設立したワイナリー。彼はエトナの標高がもたらす昼夜の寒暖差と古樹の比率の高さ、そしてブルゴーニュのように複雑に入り組んだテロワールにほれ込んでこのワイナリーを立ち上げたといいます。
ワイナリー名の「テッレ・ネーレ」は「黒い大地」を意味します。火山に由来する土壌は狭い範囲で様々に変化します。上級ワインは単一畑からその特徴を表現しています。
《このワインについて》
カルデラーラ・ソッターナの畑は、エトナ山の北側斜面、標高600-700mにあります。土壌に火山灰は少なく、黒々としたこぶし大の軽石が表土のほとんどを覆うのが特徴。樹齢50-100年の古樹がほとんどを占めます。
単一畑のラインナップの中で比較するなら、最も多くのアロマやフレーバーを備えていながらバランスが整っているのが特徴。満足度と軽やかさを両立したエレガンス溢れるワインです。
Etna Rosso Calderara Sottana Terre Nere