《このワインについて》
カンノナウはサルデーニャ島におけるグルナッシュの別名。グルナッシュの性質の通り、フルーティーで穏やかな渋味が特徴の、親しみやすい味わいのワインです。
チェリーやプルーン、レーズンのような香り。果実味には適度な凝縮感があり、どっしり重たい感じはなく口当たりなめらか。渋味や酸味はあまり目立ちません。わずかな苦みが風味に奥行きを与えています。
がっつりとした肉料理とあわせるには、少し渋味が控えめ。肉と野菜を焼肉のたれで炒めたような、適度な甘味とスパイス感のある料理とあいそうです。
《生産者について》
セッラ&モスカは19世紀末の設立。創設者であるエンジニアのエルミニオ・セッラ氏と弁護士のエドガルド・モスカ氏の姓から名づけられました。当初は苗木業者として活動。フィロキセラによりダメージを受けたヨーロッパ中のブドウ畑を再整備するのに貢献しました。
1950年代以降にワインづくりに注力し始め、1970年代には最新の設備を導入。サルデーニャ初となるカベルネ・ソーヴィニヨン100%のワインをつくったり、絶滅しかかっていた「トルバート」という土着品種を保護するなど、常に挑戦的な姿勢が特徴です。
所有面積650ha、栽培面積542haと、ヨーロッパ最大級の生産規模を誇ります。そのスケールメリットゆえ、リーズナブルなワインでも非常に完成度が高いのが魅力です。
Sella Mosca Cannonau di Sardegna