《生産者について》
カッシーナ・キッコは1950年代にエルネスト・ファッチェンダ氏により設立された生産者で、現在は3代目。ユネスコ世界遺産に登録されるロエロの中心部カナーレにワイナリーがあります。
ロエロだけでなくバローロにも優良な畑を所有していて、「カステレット」や「ジネストラ」はその代表格。合計50haの畑から様々なタイプのワインをつくっており、瓶内2次発酵によるスパークリングや甘口ワインなど多様です。
《このワインについて》
バローロが看板商品である生産者にとって、「ランゲ・ネッビオーロ」は生産者の入口であり名刺代わりです。バローロは熟成能力の高い高級品であり、「大事に熟成させていたものを、特別な日に数名で」という飲み方がメイン。それに対して「ランゲ・ネッビオーロ」は、すぐ飲んで美味しく、それを通して生産者に興味を持ってもらうのが大切。その点でこの1本は優秀です。
スミレやチェリー、リコリスなどのスパイスのアロマ。しっかり果実のふくよかさを感じる味わいで、ある程度の渋味はしっかりきめ細やかなもの。10年程度の熟成は可能でしょうが、この価格なら今飲んでしまうのが正解でしょう。
Langhe Nebbiolo Cascina Chicco