《生産者について》
ブライダはピエモンテ州で、バルベーラという品種の地位を押し上げた生産者。
本拠地のロッケッタ・ターナロ村の人口は1400人あまりと小さなもの。そこで創業者であるジャコモ・ボローニャ氏が初めてバルベーラを瓶詰したのが1961年ヴィンテージのことです。当時のバルベーラは、酸が高すぎる品種として安売りされていました。完熟させるのが難しい品種だからです。
それからおよそ20年。彼はバルベーラをバリックで樽熟成することをはじめます。畑の改良による熟度の向上とあわせ、味わい深いワインに昇華させたのです。
現在はジャコモ氏の娘ラッファエッラ氏と息子ジュゼッペ氏が、ブライダを更に発展させています。
《このワインについて》
1989年のこと、ジャコモ氏は一部のバルベーラの収穫を遅らせました。10月末という遅い収穫から生まれたのが、この「アイ・スマ」です。周囲の反対を押し切っての挑戦だったといいます。
このワイン名には「やったぞ!」という意味があります。出来上がったワインの美味しさに、思わず叫んだのです。現在も、思わず叫びたくなるような優良ヴィンテージのみの限定品です。
このエピソードにあやかって、困難な挑戦に成功したとき、「アイ・スマ!」と叫びたくなるほどうれしいときに飲む、自身へのご褒美にいかがでしょうか。
【パーカーポイント93点】
[ワインアドヴォケイト 2023年8月]
ブライダ 2022年 バルベーラ・ダスティ「アイ・スーマ」は、ドライフルーツ、レーズン、プルーンを思わせる、非常に熟した香りを放っています。このワインには、テクスチャー、濃縮感、そしてこのヴィンテージでは驚異的な16%というアルコール度数に裏打ちされた、力強さと迫力があります。いわば、アスティ版アマローネと言えるでしょう。余韻はクリーミーで柔らかく、ほのかな甘みを感じさせます。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2023-2038年]
Barbera d'Asti Ai Suma Braida