《生産者について》
ニコレッロの特徴はなんといっても手頃な熟成リリース。10年以上ワイナリーで寝かされたものが、現行ヴィンテージとして当たり前に手に入ります。ワイナリーで保管した分、割増の金額となっても文句はないのですが、ニコレッロのワインの価格は他と比べてもリーズナブル。こんなにお手軽に熟成ワインを味わえ、しかもそれをリピートできることは、なかなかありません。
ただしその味わいは「万人受け」「誰もが美味しいという」とは言えないでしょう。
ネッビオーロは熟成ポテンシャルの高い品種です。それを差し引いても、ニコレッロの味わいはそれほど凝縮感が高くないため、熟成はよく進んでいます。酸化のニュアンスが現われていることも多いので、好き嫌いは分かれるでしょう。
ただ、コルク自体は新しいものなので、不慣れな方でも抜栓に心配はありません。
《テイスティングノート》
イチゴやアセロラなどの控えめなフルーツ香に、キノコやコーヒーのような熟成の香りが混ざります。口当たりは軽くタンニンもこなれたもの。余韻にしっかり複雑な香りが広がります。
Nicolello Langhe Nebbiolo