《このワインについて》
ドイツで最も多くパーカーポイント100点を獲得している生産者、マーカス・モリトール。彼が作るゼクト(ドイツのスパークリングワイン)が日本初入荷しました。
リースリングらしい繊細な風味と72か月の瓶内熟成による細やかな泡感が魅力です。
モリトールのワインですので、他の生産者がつくるスタンダードなゼクトよりはやや高めです。普段の晩酌に飲むには少し高価。しかし特別な日に飲むスパークリングワインなら、やっぱりシャンパンを飲みたくなるもの。
このゼクトはシャンパンに比べて価格が少し抑えめで、香りの派手さも控えめです。だから繊細な料理に対しても圧倒してしまうことがありません。リースリングならではの高い酸味は、動物性・植物性油脂の余韻をキレイに切ってくれますので、食がより進むことでしょう。
食事を通して楽しめます。「パーティー」というほどではない、例えば実家に帰省した際に親族と集まって飲むワインくらいにちょうどいいでしょう。
《生産者について》
マーカス・モリトールはドイツ、モーゼル地方の生産者。
まずその特徴は作るワインの種類が多いこと。毎年80~100種類ものワインをつくります。ベルンカステル地区の25もの地区に素晴らしい畑を所有しており、畑ごと・グレードごとに作り分けるので、この数になるのです。日本に入ってくるのはほんの一部です。
《テイスティングノート》
熟したリンゴや白桃の上品な香りに、長期熟成に由来する酵母のニュアンス、それからスレート土壌を思わせる硬質なミネラルを思わせる香りを感じます。キレのいいシャープな酸味がありますが、残糖が少し多めに調整されているために素晴らしいバランス感。泡感は非常に繊細で、余韻も長く続きます。
Riesling Haus Klosterberg Sekt Brut Markus Molitor NV