《このワインについて》
フランス南西部の銘醸ワインの一つ「マディラン」は、非常に長熟なワインの一つです。主要品種である「タナ」は、世界で最もポリフェノール含有量の多いブドウ品種の一つで、豊かなタンニンを持ちます。タンニンは強い抗酸化作用を持つので、ワインを酸素から守り、長期間の熟成が可能になるのです。
このワインは新樽を30%使ったオーク樽熟成され、さらに数年熟成されていますので、今からでも十分楽しめます。その上で今後10年以上にわたって美味しくなっていくポテンシャルもあります。これだけ熟成が期待できるワインとしては割と低価格なので、1本試して気に入ったなら数本まとめ買いもできるでしょう。1-2年ごとに1本ずつ、定点観測するように楽しむのはいかがでしょうか。
完熟した黒いベリーの香りに、バニラやリコリスのような甘いアロマ。果実味に凝縮感があり、豊かなタンニンと合わせて非常にパワフルな味わいです。
《生産者について》
カーヴ・ド・クルゼイユはマディランの中心地クルゼイユ村にて1950年創業の協同組合。現在は130名の生産者が加盟していて、その総面積は658haにもなります。ACマディランとACパシュラン・デュ・ヴィク・ビルの35-40%を占め、この地を代表する生産者と言えます。
レストランやワイン専門店に向けた「マリー・マリア」というブランドも、クルゼイユの一部の生産者が共同で営むものです。
Chateau de Crouseilles