《このワインについて》
「マディラン」というワインに使われる品種「タナ」は、タンニンを語源とするとおり、渋味が非常に強い品種。ゆえに10年、20年とかけて美味しくなっていく可能性を持つものが多いです。
ドメーヌ・ラウゲはその中では比較的早く楽しみやすいスタイルのワインをつくりますが、熟成も期待できます。この価格帯のワインで熟成して美味しくなっていくものはレア。何本もストックしやすい価格なので、定点観測のように数年おきに熟成の変化を味わうといった楽しみ方にも向いています。
カシスやブルーベリーのアロマに、強いタンニンを予感させる引き締まったニュアンス。リコリスのような深みのある甘い香りもあります。タンニンは豊富なのですが、非常にち密でその口当たりは極めてなめらかです。
ワイン名には当主シルヴァンの祖父が生まれた年「19.10」が表記されます。
《生産者について》
ドメーヌ・ラウゲをいま形成しているのは、1991年生まれの若き醸造家シルヴァン・ダバディ氏。数世代にわたってブドウ栽培を行ってきましたが、彼の父の代になってワインづくりを始めました。2013年にシルヴァンがワイナリーを引き継ぐと、畑の管理方法を改革しオーガニックへの転換を開始。政府が認める環境価値重視認証も取得しており、果実味豊かで現代的なスタイルを追求しています。
30haの畑は、21haが黒ブドウのタナとカベルネ・フラン、9haが白ブドウのプティ・マンサンとグロ・マンサン、プティ・クルビュが植えられています。
Domaine Laougue Madiran