《生産者について》
1776年設立の老舗シャンパーニュ・メゾン、ルイ・ロデレール。大規模なブランドが華々しい広告を掲げ市場を席巻する中で、彼らは派手なコマーシャルを好まず、あくまでも静かに品質を磨くことだけに専念しています。そのため「誰もが名を知るシャンパン」ではありませんが、本物を愛する真のワイン好きに選ばれるメゾンであり続けています。
イギリスの「ドリンクス・インターナショナル」誌は、世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランドに、ルイ・ロデレールを5年連続でNo.1に選びました。
《このシャンパンについて》
かつて「ブリュット・プルミエ」として販売されていたルイ・ロデレールのスタンダードクラスシャンパン。現在は「コレクション」の名前でヴィンテージ代わりの通し番号をつけて販売されています。
この「244」のベースヴィンテージは2019年です。桃や洋ナシなどの熟した果実の香りに、244の特徴でもある柑橘の風味とフレッシュなミネラル感が魅力で、最後はスモーキーなニュアンスが豊かな余韻を支えています。
【パーカーポイント93+点】
[ワインアドヴォケイト誌 2023年12月のレビュー]
2019年ヴィンテージをベースにしたロデレールのNVブリュット・コレクション244は、メゾンのノン・ヴィンテージ・ブリュットとしてはこれまでで最も素晴らしいリリースとなる。洋ナシ、ピーチ、ネクタリンのアロマに、白い花、蜜蝋、焼きたてのパン、バター風味のペストリーが混ざり合い、ミディアムからフルボディで、層が厚く、肉付きが良く、きれいなピンポイントのムース、キビキビした酸、長くチョーキーなフィニッシュを持つ。ベースとなるヴィンテージの品質が本当に輝いている。
[William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2023-2032年]
Louis Roederer Collection