《生産者について》
クリスチャン・ブルモーはアヴィズに本拠地を置くレコルタン・マニピュラン(RM:自社畑からシャンパンをつくる)。
もともとは栽培農家で、彼が畑を相続した1981年からワイナリーとしてスタートしました。現在の畑は6haで、認証はとっていませんがビオロジックで栽培しているといいます。
醸造学校には通わず、父の仕事を手伝いながら独学でシャンパンづくりを学びました。しかし味づくりは決して突飛なものではなく正統派なもの。ベースワインは樽発酵・樽熟成して、瓶内2次発酵に入ります。そのため口当たりの厚みと複雑さのあるタイプです。
プロモーション活動を一切行ってこなかったため知名度はほとんどありません。その分だけ小規模生産者としてなかなかない価格が実現しています。
《テイスティングノート》
熟した赤リンゴやレモンのコンポートのようなアロマに、酵母のようなほのかな熟成香。柔らかい泡感でしっかりと余韻が続きます。
Christian Bourmault Cuvee Hermance Brut