《このワインについて》
フィリップ・スタルクはルイ・ロデレールのラインナップの中で、全くドサージュ(仕上げの糖度調整)を行わない極辛口という位置づけ。
2003年、ロデレールの所有する畑のある区画がとりわけ素晴らしいことを発見しスタートしたプロジェクトです。そこに世界的クリエイターのフィリップ・スタルク氏が参画。
ブドウがよく熟す区画からつくられるので補糖は必要なし。木樽で発酵、マロラクティック発酵はなしで、長期熟成。通常のシャンパンが6気圧であるところを5気圧になるよう調整し、柔らかい泡感を表現しています。
「あくまでシンプルに、余計なものを省く」その意図が表現されたパッケージでありギフトボックスです。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2022年9月のレビュー]
2015年のブリュット・ナチュレ・ロゼを造るために、レカイヨンと彼のチームはロデレールの所有するリュー・ディ・レ・シェーヴルのピノ・ノワールを他のブドウより1週間早く収穫し、4~5日間低温で浸漬し、このピノ・ノワール約20%を通常のブリュット・ナチュレの生産と同じベースに加えた。桃、透明な蜂蜜、焼きたてのパン、アーモンドペーストのアロマを持ち、ミディアムからフルボディーで、豊かで肉付きが良く、リッチでワインらしい輪郭を持ち、キレのある酸、長く続くチョークのような余韻を持つワインだ。もともと骨格のあるワインだが、2015年はその骨格がより肉厚でテクスチャーがしっかりしている。
[William Kelleyによる試飲 飲み頃予想2022-2035年]
Philippe Starck Brut Nature Rose Louis Roederer