《生産者について》
ドメーヌ・トルトショは1865年から続くジュヴレ・シャンベルタンの生産者。
ロバート・パーカー氏の「ブルゴーニュ」では、「特に70年代後半と80年代前半には素晴らしい成功をおさめた」と絶賛。一昔前からジュヴレ・シャンベルタンの中でも高い地位をキープしています。
決してそれは過去の栄光ではありません。2003年にリュット・レゾネ、2008年にはビオロジックに転換し、2013年にはエコセール認証を取得。近年も改革を続けています。
セレナ・サトクリフ氏は「熟成させると見事に花開く大物もみられる」と述べていますが、決して若いうちは近寄りがたいわけではありません。風味が緻密に詰まった印象の味わいで、タンニンもきめ細かく熟成させずとも十分楽しめます。
ヴィンテージに寄らず安定しており、ハズレがないイメージ。昔からのワイン好きにも印象が良いので、セラーにあると手土産やプレゼント用にも安心でしょう。
《輸入元によるテイスティングノート》
小粒で密度の高い、良く熟した黒系果実の香り。ピュアで明るさがあり、スパイスやダージリンのヒント。18年らしい果実の熟度と甘さ、そして程よいグリップがある。華やかさと骨格を兼ね備えたミディアムボディで今まさに楽しめる1本。
Gevrey Chambertin Vieille Vignes Tortochot