《生産者について》
ロベール・シュヴィヨンはニュイ・サン・ジョルジュ村のワインに特化したといえるドメーヌ。「レ・サン・ジョルジュ」「ヴォークラン」「カイユ」といった、この村で特に評価の高い1級畑をはじめ、13haの畑を所有しています。
栽培はリュット・レゾネを採用。100%除梗し、1週間程度の低温マセレーションを行います。熟成に用いる新樽は1級畑でおおむね30%と一般的。
高い樹齢による味わいの緻密さがすべてのワインに共通しており、ニュイ・サン・ジョルジュ村を語る上で外せない生産者です。
【パーカーポイント93-95点】
[ワインアドヴォケイト誌 2019年2月のレビュー]
いつものように、2017年のニュイ・サン・ジョルジュ1級 ヴォークランは、シュヴィヨンのセラーの中で最も構造的で緊密なワインで、グラスの中でカシス、ダークチョコレート、豊かな土壌のアロマが解きほぐされ、スモーキーな新樽が縁取っている。口に含むとフルボディで、豊かなタンニンと凝縮感があり、堂々とした肩幅の広いストラクチャーと深く控えめなコアを備えている。このワインもまた、忍耐が必要であり、その甲斐もあることだろう。
[William Kelleyによる試飲]
Nuits St. Georges 1er Les Vaucrains Robert Chevillon