手ごろで旨いワインを選ぶのは、実は濃いほうが簡単で、軽い口当たりのものはとても難しい。それは軽めのワイン代表品種であるピノ・ノワールがあまり安いのだと美味しくないから。
ピノ・ノワールの次の選択しとして優秀なのが、「ボジョレー・ヌーヴォー」で有名なガメイです。
《オスピス ド 〇〇とは》
オスピスとは慈善施療院のこと。高齢者や病人などの恵まれない人々を支援する施設で、資金やブドウ畑などの寄付を受けて運営しています。
こういった「オスピス」は他にもあり、「オスピス・ド・ボーヌ」が有名です。
2013年にオスピス・ド・ボージュの販売権を得たフランソワ・マルテノが資本元がワインを管理しています。
「モルゴン」の畑はボジョレー地方のなかでも有名な区画です。
《テイスティングノート》
黒系果実にスミレの華やかさ、スパイスのニュアンスが感じられます。軽めの口当たりのワインとして非常にバランスがとれており、モルゴンらしいかどうかを抜きにしてもコストパフォーマンスのいいワインです。
Hospices de Beaujeu Morgon Francois Martenot