【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト 2017年4月]
2014年ピション・ロングヴィル・バロンは、最初こそ沈黙を保っていた。まるで芳香成分の前に巨大な「立入禁止」の看板が立てられたかのようだった。しかしその奥には、素晴らしいブラックベリー、杉、グラファイトの香りが潜んでおり、まさにポイヤックの真髄を歌い上げ、典型性を放っている。口当たりはミディアムボディながら、非常に印象的な深みと濃縮感を持ち、酸味のラインは卓越しており、余韻には抜群の精度が感じられる。樽熟成時から示していた潜在能力を明らかに開花させている。唯一の懸念は、2015年ピション・バロンに不当に影を潜めかねない点だ。これは1990年ピション・バロンのように、今後何年も愛飲者に喜びをもたらす、期待以上のポイヤックとなるだろう。
[Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2022-2050年]
Chateau Pichon Longueville Baron