《かつてギド・アシェット最高評価》
アシェット社が1986年から出版しているワインガイド「ギド・アシェット」。フランスで最も歴史あるガイドです。
評価方法は0-3の4段階で★の数。テイスターが特に心に残ったワインには、「Coup de Coeur ク・ド・クール」としてハートマークが与えられます。
かつてワインの2020VTはその最高評価を獲得。5大シャトーなどそうそうたる顔ぶれに並んで、わずか2000円前後のワインが同等の評価を受けたのです。コストパフォーマンスを重視しつつ品質を追求する姿勢は、ヴィンテージが進んでも変わりません。
《テイスティングノート》
完熟したブラックチェリーやカシスなどの豊かな果実香。果実味はリッチでなめらかであり、タンニンは極めてなめらか。やや豊満な味わいは飲みごたえがあり、いつ飲んでもきちんと満足感を与えてくれる安心の雰囲気。迷った時の1本や、ビストロなどでの定番ワインとして大活躍しそうです。
《生産者について》
シャトー・ラモット・ヴァンサンは昔から「安くておいしいボルドーワイン」の定番人気銘柄。「星の数ほど・・・」というのは言い過ぎにしても、数多ある手頃なボルドーのなかで選ばれ続けるには理由があります。その大きなものは、ボルドーの慣習にとらわれず技術革新を取り入れる姿勢でしょう。
生産者が畑を購入しスタートしたのは1873年。特別長いわけではないとはいえ、歴史ある生産者です。だからといってこれまでの手法を踏襲するばかりではありません。
栽培とエノロジストの資格を持つクリストフ・ヴァンサン。彼によって1990年には畑が大きく植え替えられました。1999年からは弟ファビアンの手によって、熟成に関する新しい技術を取り入れたそうです。それは彼がニュージーランドやオーストラリアの修行で学んできたものです。
Chateau Lamothe Vincent Reserve