《テイスティングノート》
ボルドーらしいブラックベリーやカシスのような黒いフルーツにスミレのアロマと、ヴァニラやコーヒーのような樽香。わずかにこなれた印象のシルキーなタンニンと余韻を引き締める酸味。凝縮度の高さは2000円台のボルドーワインとしてちょっと優れる程度ですが、一口目から感じるコンパクトにまとまった印象に好感を持ちます。
《並べて飲んでも傑出していました!》
このワインを見つけたのは輸入元さんの試飲会。60種類程度のワインを飲む中で、ボルドーワインもたくさんあります。「2000円台、2019年のボルドー・シュペリュール」となると同じようなワインも並んでいますし、当店以外に山ほど流通しています。
それを知ったうえで、仕入れてみなさまに紹介したいと感じたのがこちら。それはたくさん飲むなかでも一口目から「調和感」があったからです。果実香と樽香がよくなじんでおり、味わいと渋味へとスムースにつながっていく。その一体感ゆえに「自分で買って飲みたい!」と素直に感じました。
Chateau Mirefleurs