《生産者について》
トゥール・サン・クリストフはサン・テミリオンの街の東側に位置するシャトー。20haの畑はシャトー・ヴァランドローやシャトー・フルール・カルディナルの近くにあり、「サン・テミリオン・グラン・クリュ」格付けであるものの優れたテロワールです。厚みのあるシルキーな口当たりは、さすがミシェル・ロランがコンサルタントをしているだけある、といったところでしょうか。
【パーカーポイント94点】
[ワインアドヴォケイト誌 2021年4月のレビュー]
メルロ80%、カベルネ・フラン20%のブレンドで、新樽比率40%のオーク樽で約18ヶ月熟成させた2018年のトゥール・サン・クリストフはアルコール度数14.6%。深いガーネットパープルの色調で、グラスから樽香とともに出てくるのは、焼いたブラックチェリー、プラムのジャム、ブルーベリーパイの大胆なニュアンスに加え、クリスマスケーキ、チャイニーズ・ファイブ・スパイス、埃っぽい土のニュアンス。フルボディの味わいは、黒と青い果実のジャムの層を詰め込み、ヴェルヴェットのようなタンニンと生き生きとした酸に縁取られ、長くスパイシーなフィニッシュを迎える。
[Lisa Perrotti-Brownによる試飲 飲み頃予想2023 - 2040年]
Chateau Tour st Christophe