《生産者について》
シャトー・カントメルルは1855年のメドック格付けにおいて5級。メドック地区の中でも主要な村に位置するわけではないので、下位にみなされがちでした。
しかしそれからもワインづくりに対する不断の努力により、「安定した品質で力強い」という評価を獲得しています。
カントメルルの名前が最初に記されたのは、12世紀につくられた修道院「Grand Cartulaire」だそうで、非常に長い歴史を持つシャトーです。
【パーカーポイント91点】
[ワインアドヴォケイト誌 2014年4月のレビュー]
エレガントで成功を収めた2011年のカントメルルは、濃密なルビー/紫色と、花、桑の実、ラズベリー、ブルーベリーの大量のノートを持つ、フィネス・スタイルのワインを造り出している。劇的な品質と純粋さを持つこのミディアムボディのワインは、甘いタンニンとテクスチャーを持ち、徐々に熟成していく。軽めのスタイルだが、美しく仕上げられた2011年は、今後10~15年楽しめる。
[Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2014-2029年]
Chateau Cantemerle