《生産者について》
今でこそチリワインの産地としてよく目にするカサブランカ・ヴァレー。そこにブドウが植えられたのは意外に遅く1990年代です。その地にソーヴィニヨン・ブランを植えたパイオニアこそ、ビニェードス・ベラモンテです。
それから30年あまり。地球温暖化が進んだ昨今では、「いかにブドウを完熟させるか」より「いかにブドウに酸味を残すか」が重視されるようになりました。その地に広い畑を持つ同社は、先見の明があったということです。
2016年にはスペインの名門「ゴンザレス・ピアス」がオーナーになり、さらに品質が向上しています。
《このワインについて》
赤ワインは一般に、ブドウの糖分を酵母が使い切って発酵が進まなくなる「完全発酵」の状態まで発酵を止めないことが多いです。しかし低価格帯のワインに関しては、意図的にごくわずかな糖分を残している場合もあります。少し甘味を感じるくらいの方が、特にワイン通ではない一般消費者には受けがいいからでしょう。
このワインもおそらく意図的に発酵を止めており、その残糖の使い方が絶妙。香りはフレッシュなラズベリーのようなもので、ブドウを過熟させている感じはしません。しかし味わいはフルーティーでまったりとしたもの。ほんのり甘味を感じる親しみやすい口当たりです。
Veramonte Coleccion Colores Pinot Noir