《生産者について》
1995年がファーストヴィンテージとして登場したプレミアムチリワイン『セーニャ』。カリフォルニアワインで成功を収めたロバート・モンダヴィ氏と、チリの名門「エラスリス」の当主エジュアルド・チャドウィック氏のコラボレーションとしてこのプロジェクトが始まりました。
セーニャの畑があるのは、アコンカグア・ヴァレー。チリのワイン産地としては低緯度にあり日差しは強いのですが、昼夜の寒暖差が大きいといいます。石がゴロゴロした土壌はやせており、ブドウが栄養を奪い合うため樹勢が抑えられ、低収量高品質のワインをつくりやすい地域です。凝縮度がありつつ酸味もタンニンも豊富という産地の特徴が、しっかりと「セーニャ」のワインから感じ取れます。
【パーカーポイント92点】
[ワインアドヴォケイト誌 2012年12月のレビュー]
2009年のセーニャは、ブラックベリー、ボイセンベリー、メントール、砕石、黒鉛の力強いブーケを持ち、非常に明確で2008年よりも女性的である。味わいはミディアムボディで、きめ細かく張りのあるタンニンと見事な集中力を持つ。焦点の定まった、葉のような、タバコを思わせるフィニッシュと素晴らしい余韻がある。素晴らしい。
[Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2014-2020年]
Sena