《生産者について》
1973年にデニス&トリシア・ホーガン夫妻によって設立された、マーガレット・リヴァーのパイオニア的なワイナリーの一つ。その初期にはカリフォルニアワインの大御所である、ロバート・モンダヴィ氏の助言を受けたといいます。アートシリーズ・シャルドネの1981VTが、イギリスのDecanter誌にて高評価を獲得。マーガレット・リヴァーの名が世界に広まるきっかけとなりました。
ルーウィンはワインを「アート」ととらえ、アートとともにあるライフスタイルを追求しています。ワイナリーにはアートギャラリーが併設され、ワインツーリズムにも注力しています。
《このワインについて》
ルーウィン・エステートといえばまずこのワイン。アートシリーズのシャルドネが看板商品で、冷涼な気候を活かした美しい酸味と、高級感のある上品な樽使いが魅力。様々なメディアで高評価を受けています。
輸入元が富山の自社倉庫で熟成リリースしており、幅広いヴィンテージが現在も入手可能。これだけヴィンテージの飲み比べができるシャルドネはそうそうありません。
【パーカーポイント96点】
[ワインアドヴォケイト誌 2024年2月のレビュー]
マーガレット・リバーにおける2017年ヴィンテージは涼しい年でした。雨が多く涼しい気候が続き、この地域の生産者たちには多くの困難が降りかかりました。とはいえ、成功を収めたのは、ブドウ畑で懸命に働き、収穫量や樹冠管理について賢明な判断を下した生産者たちです。そのため、収穫から7年が経過した今、2017年産「アート・シリーズ・シャルドネ」は、風味豊かで引き締まり、強烈な味わいを放っています。鋭い印象です。このワインの構造的な強度、すなわちフェノール成分が、口当たりに大きな影響を与えています。それが味わいを形作り、しっかりとした飲みごたえを生み出しています。ワインのキャラクターは砂利のような、あるいは岩のような質感を持ち、グラファイトや砂利、ほのかなヨードやグレープフルーツ、塩味、コーヒーかすのニュアンスが感じられます。果樹園の果実の香りに、ターメリックやサフランのほのかな香りが伴います。
[Erin Larkinによる試飲 飲み頃予想2024-2040年]
Leeuwin Estate Art Series Chardonnay