《生産者について》
1969年、アンリ・フェレティグ氏がシャンボール・ミュジニーに2ヘクタールの畑とカシス畑からスタート。その後徐々に畑を拡大し、1993年に子供たち(クリスティンとジルベール姉弟)と共に法人化。現在は姉弟が中心となって運営しています。
長らく「アンリ・フェレティグ」の名で親しまれていましたが、近年(2022年ヴィンテージより)正式に「ドメーヌ・ジルベール・エ・クリスティーヌ・フェレティグ」へとドメーヌ名が変更されました。現在は特級のエシェゾーやコルトンをはじめ、シャンボール・ミュジニーを中心に12.5haを所有するまでに成長しました。
彼らがつくりたいのは、力強さよりも繊細さを大事にするワイン。ピュアでエレガントな果実味を持ち、どこまでも美しい余韻が続くワインです。そのために醸造段階での介入は最小限にとどめ、自然酵母で発酵させています。その分畑仕事にはしっかりと時間をかけているそうで、数年前から薬剤の散布を極力控えたことで、「土が生命を取り戻した」そうです。
【パーカーポイント89-91点】
[ワインアドヴォケイト 2026年2月]
今年は、生産量が少なすぎて単一畑として仕込むことができなかったため、「オー・ジャシェ」の果実をブレンドした2024年ヴィンテージのヴォーヌ・ロマネ・ヴィエイユ・ヴィーニュは、このヴィンテージのほとんどのワインと同様に、228リットルの新樽のみで熟成されており、グラスから甘いチェリー、プラム、薪の煙の香りが広がり、ブラックカラントの葉のニュアンスが混ざり合っています。口に含むと、ミディアムからフルボディで、ジューシーかつ奥行きがあり、ビロードのようなタンニンと生き生きとした酸味が骨格を形成し、香り高い余韻が長く続きます。
[Kristaps Karklinsによる試飲]
Vosne Romanee Vieilles Vignes Felettig