《生産者について》
ドメーヌ・コルボワがあるのは、「シトリー・ル・フォール」という村。ワインエキスパートなどの知識をもった方でも、どこにあるのかわからないでしょう。シャブリから南西12kmほどにある人口300人ほどの小さな村で、ブドウ畑も決して多くありません。「へき地」と言っては失礼でしょうが、マイナーな村であるからこそのコストパフォーマンスでしょう。
ドメーヌはシャブリとあわせて20haの畑を所有しており、シャルドネ、ピノ・ノワール、アリゴテとバランスよく栽培しています。環境保全にも積極的で、HVE認証のレベル3を取得しています。
《このワインについて》
コート・ドールやブルゴーニュ南部ではなく、北部のシャブリ近くでつくられるピノ・ノワールというだけあり、なかなかに雰囲気は違います。全体の印象で言うと「陰キャ」。あまりフルーツの風味は前に出てこず、花やスパイスのような奥ゆかしい風味が主体です。直感的な美味しさとは少し異なります。最初はパッとしないものの、ゆっくり味わっていくほどに味わい深く感じ、飲み終わるころに満足のピークが来る。そんなワインです。
オーク樽熟成のおかげで果実味やタンニンには適度な丸さがあり、余韻にもダークチェリーのようなフルーツを感じます。パーティー向けではなく、これは一人でじっくりと味わってもらいたいワインです。
Bourgogne Chitry Rouge Les Dames Domaine Colbois