《このワインについて》
オーナーの奥さんであるハンリ氏と、その友人マリアンヌ氏のブランド「ミラケル」。それはアフリカーンス語で「奇跡」を意味します。
2人はナミビアでハイキングをした後、星空の下でスパークリングワインで乾杯をした際、自分たちの手でそれをつくりたいと決心したそうです。オーナーのケヴィン氏いわく「ペットナットをつくる手伝いをさせられたが、2人のブランドなのでタダ働きなんだ」とのこと。
発酵途中で瓶詰めして炭酸を閉じ込める、昔ながらの製法でつくります。それが野性的で生き生きとした、遊び心にあふれるワインを生み出します。
イチゴやオレンジのような明るいフルーツの香り。爽やかでフレッシュな酸味と透明感のある果実味が口いっぱいに広がります。ペットナットなので澱(おり)が沈んでいますが、飲み進めても底近くにならないと濁ってきません。そのためフルーツ感をクリアに感じられるのでしょう。
気軽にカジュアルに、家族や友人とワイワイガヤガヤと楽しんでほしいという願いが込められたワインです。
《生産者について》
アタラクシアのワイナリーがあるのは、「天国に近い場所」を意味する「ヘメル・アン・アード」。ポール・クルーバーなどがあるエルギンの南側、より海に近い地区であり、南アフリカで最も冷涼な地域の一つです。
まだまだ歴史の浅い産地であり、各ワイナリーが設備投資の回収が終わっていないこともあって、ワインはやや割高。しかし、他の地域にはまねできない品質のピノ・ノワールとシャルドネを生み出す地区です。
その地のパイオニアであるハミルトン・ラッセルにて醸造長を務め、後に独立したのがこのアタラクシアのケヴィン・グラント氏です。
Ataraxia Mirakel PetNat