《生産者について》
1850年の創業以来、6代にわたる家族経営で畑を守ってきたのがシャルヴァンです。以前は共同組合にブドウを収めていましたが、現当主のローラン・シャルヴァン氏の代になって自社ワインの製造開始。現在は33haの畑を所有するまでに成長しました。
畑はシャトーヌフ・デュ・パプの北部に所有しています。力強さが全面に出る南部と違い、砂質土壌に粘土やシルト、石が混ざる複雑な土壌が、シャルヴァンのエレガンスの源だといいます。
赤ワインの醸造は伝統的な全房発酵にて。自然酵母で過度な抽出を避けながらゆっくりと行われます。熟成にはオーク樽を一切用いず、大型のコンクリートタンクを使用します。
かつてロバート・パーカーは「エレガンス、ピュアさ、官能性を備えたワインのスタイルは、長年にわたり私のお気に入りの生産者である」と称賛しています。
【パーカーポイント94-96点】
[ワインアドヴォケイト 2024年9月]
今年のもう一つの注目作、シャルヴァンの2022年シャトーヌフ・デュ・パプは、スミレ、バラの花びら、ダークチェリー、スパイス、メントールといった複雑でフローラルなブーケを放ち、繊細なガリグのニュアンスが絡み合っています。ミディアムからフルボディで骨格がしっかりとしており、果実味、鮮やかな酸味、ベルベットのようなタンニンが層を成しています。房ごと醸造されたおかげで、繊細なタンニンの骨格を伴い、余韻は長く、幽玄な味わいです。グルナッシュ80%、シラー7%、ムールヴェードル5%、残りをヴァカレーズとクノワーズで構成されたこのブレンドは、今年の私のお気に入りの一つです。
[Yohan Castaingによる試飲 飲み頃予想2026 - 2046年]
Chateauneuf du Pape Charvin