《生産者について》
ボルドー地方オー・メドック地区に位置する、メドック格付け第4級のシャトーです。12世紀建造の城を擁する同地最古のシャトーの一つとして知られています。1999年に「ワイン界の法王」と呼ばれるベルナール・マグレ氏が所有権を取得し、最新設備の導入や畑の大規模な改良を行いました。
マグレ氏の買収以降、品質が劇的に向上したと専門家から高く評価されています。格付けシャトーの中では手頃な価格帯を維持しており、「コストパフォーマンスに優れたグラン・クリュ」としての地位を確立しています。複雑な理屈を抜きにして、一口目から直感的な美味しさが伝わる豊かな果実味と、若いうちからでも楽しみやすいモダンなスタイルが多くの支持を集めています。
【パーカーポイント93点】
[ワインアドヴォケイト 2013年2月]
おそらく2001年ヴィンテージ以来のラ・トゥール・カルネの最高傑作と言える2010年ヴィンテージは、見事な熟成感と濃密なルビー・パープル、リコリスや樟脳、ほのかなトーストの香りに加え、ブラックカラントやブルーベリーの豊かな果実味を備えています。ミディアムからフルボディの口当たりで、魅力的な甘みのあるタンニン、程よい酸味、各要素の優れた輪郭、そしてフルボディで印象的な余韻の長さを備えています。タンニンはほどほどですが、多少閉じている感はあるものの、2010年産にもかかわらず比較的飲みやすい印象です。
[Robert M. Parker, Jr.による試飲 飲み頃予想2018 - 2035年]
Chateau La Tour Carnet