《テイスティングノート》
グラスに注いだ瞬間から、スミレのような非常に洗練された紫色の花の香りが広がります。加えてあまり甘くないベリーやチェリーの香り。口に含んでもガツンと強い味わいが来ることはなく、適度な凝縮感とスムースな口当たり。果実味がメインではありますが、しっかりと冷涼感のある酸味が支えています。きめ細かい控えめなタンニンが全体の印象を引き締めていて、余韻も長く続きます。
このワインをブラインドテイスティングで飲んだ時は、ニュージーランド/ホークス・ベイのような冷涼産地のシラーかと思いました。それほど均整の取れた味わいで、濃すぎずワインだけで飲んでいて疲れません。ゆったりと過ごす自宅時間に味わいたい1本です。
《生産者について》
「アルトス・ラス・オルミガス」とは、「蟻のいる高所」を意味します。
アルゼンチン、メンドーサのこの地に最初にブドウを植えた際、ブドウの樹を食べてしまうアリたちが問題になったといいます。
しかし彼らは殺虫剤に頼るのではなく、粘り強く自然な方法でその問題を解決していきました。謙虚に忍耐強く、長期にわたってチームで問題に取り組む。アルゼンチンにある「蟻のための仕事」ということわざのとおりです。
メンドーサのテロワールを表現するマルベックを造ることを目標としており、標高1200mの高地にグラン・クリュに相当するような畑を所有しています。
Malbec Terroir Valle de Uco Altos Las Hormigas