《生産者について》
おそらくサンジョヴェーゼでつくられるワインとしてもっとも高価なワインであろう「ソルデラ」。イタリアのワイン法的には「トスカーナ産ワイン」であることのみを示す「IGT」であることには理由があります。
故ジャンフランコ・ソルデラ氏は1972年から1973年にかけてモンタルチーノの地にブドウを植樹。1982年からブルネッロ・ディ・モンタルチーノのリリースを始めました。
「ワイン愛好家の思い出に残る、価値のある体験を提供する」ために、製造から販売におけるあらゆる側面に一切の妥協を許さないワイン造りを実践。10haの畑を所有し、普通なら年産5万本ほどつくれるところを、ブドウの品質にこだわるあまり1.5万本しかつくりません。長期熟成に向く究極のサンジョヴェーゼとして、高い評価を受け価格も高騰します。
その後ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会の方向性が彼の信念と相反することが発生。2013年に協会を脱退するとともに、ラベルに「100% SANGIOVESE」を表記してIGTとしてリリースするようになりました。ワイン法的には下級ワインながら、その品質は真のブルネッロ・ディ・モンタルチーノです。
【パーカーポイント97-99点】
[ワインアドヴォケイト 2024年11月]
ワイナリーで樽(ボッテ番号10)から試飲した「ソルデラ・カーゼ・バッセ 2021 100% サンジョヴェーゼ」は、素晴らしいヴィンテージから生まれる傑作となりつつあります。このワインは、明るく輝きのある外観を持ち、フレッシュなベリー、レッドカラント、古き良き時代のバラ、リコリス、そして濡れたスレートや余韻の長いペトリコールのエレガントなニュアンスがシームレスに溶け込み、このワイナリーならではのスタイルを余すところなく体現しています。これらすべての美しい品種特有のニュアンスがしっかりと調和し、グラスから高揚感あふれる強さで立ち上ってきます。これらの様々な要素がさらに時間をかけて融合し、落ち着く頃、ボトルからこのワインを味わうのが待ちきれません。
[Monica Larnerによる試飲 飲み頃予想2030 - 2060年]
Case Basse Soldera