《生産者について》
ベルンハルト・コッホはファルツに拠点を置く家族経営のワイナリーで、近年「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などの評価本で高評価を得るようになった大注目の生産者です。
ただしそのほとんどを輸出に頼らず、50万本の年産量のうち75%もの量を個人向けに直接販売しているのだとか。それだけ地元に愛されているワインだということです。海外への輸出は日本だけ。
そんなコッホの醸造を務めるのはなんと兵庫出身の日本人女性である坂田千恵さん。「ブルゴーニュのピノが好きで、それに近づけたい」と語る彼女の活躍で、醸造所のあるファルツ地方でも特にシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の評価はトップクラスです。
《このワインについて》
ドイツでドルンフェルダーという品種が選ばれてきた理由の一つとして、ワインの色の濃さがあります。比較的熟しやすく非常に色が濃くなるので、よく熟したブドウを使った赤ワインのように見えるのです。ブレンド材料としても使われます。渋味が少ないのも特徴なので、甘口に仕上げても美味しいワインができますが、こちらは辛口仕上げのドルンフェルダー。
甘く熟したチェリーや黒いベリーのアロマ。非常に濃い色合いの割には味わいはソフトでやさしいもの。酸味も特別高いことはなくまろやかな余韻です。
Dornfelder Trocken Bernhard Koch