《生産者について》
ナパ・ヴァレーの中でも特に商業的に成功している生産者の一つであるケイマス・ヴィンヤード。その5代目であるジョー・ワグナー氏がピノ・ノワールに特化したブランドとして設立したのが、この「ベル・グロス」です。彼の祖母でありピノ・ノワールの愛好家でもあったローナ・ベル・グロス・ワグナーに敬意を表し、名付けられました。
通常なら瓶口まわりにのみ纏わせる蝋キャップ。それを大胆にも蝋で瓶の首全体を覆っているボトルが印象的で、一度見たら忘れないでしょう。
ケイマスはナパのカベルネの中で、熟度の高いブドウを使ったリッチな風味が特徴です。味わいは少し甘味を感じるほど芳醇です。
以前はベル・グロスの味わいもそのタイプでした。過熟気味のブドウを使っているような、甘くリッチでヘビーな味わいに振り切っていたと記憶しています。しかしエレガントなワインが求められる近年の市場に応じて、リッチな果実味はありつつ重すぎず、上品な酸味が調和するスタイルに変化しています。
《このワインについて》
昔のベル・グロスのイメージでこのシャルドネを飲んで驚きました。確かに果実味や樽香はリッチながら、しっかりと酸味がそれを支えており、ミネラル感が全体の印象を引き締めているからです。
グラシール・ホルト・ヴィンヤードはサンタ・リタ・ヒルズの西端にあり非常に涼しい気候。当初はここにピノ・ノワールを植える予定だったのですが、シャルドネに向いた石灰質、チョーク質の土壌が目立つことから、予定を変更したそうです。
良く熟したバナナやアップルパイ、メロンのようなアロマ。樽香と調和しており、過剰な甘いニュアンスは感じません。上質な酸味とミネラルが味わいの骨格をつくっていて、スケール感があります。
この見た目と最初からよく香りが開く性質、濃厚でハッキリした味わいゆえ、特にパーティーシーンで活躍しそうなワインです。
※ロウキャップについて
ロウキャップは衝撃に対して脆く欠けやすいものです。軽微な破損については不良品として交換の対象外とさせていただきますのでご了承ください。
Belle Glos Glasir Holt Chardonnay