《生産者について》
ボランジェは1829年創業の、シャンパーニュにおける大手生産者の一つ。本拠地がアイ村であることもあり、ピノ・ノワール比率の高いシャンパンを得意とします。非常に厳しい基準のサスティナブル認証であるB Corpを取得するなど、環境・社会問題への取り組みにも余念がありません。
ワインの特徴として挙げられるのが、創業以来ベースワインを木樽発酵させていること。主流であるステンレスタンクを用いるものと比べ、風味の複雑さとボリューム感を引き出しやすいです。結果としてシャンパンの味わいは、主要シャンパンメゾンのスタンダードクラスの中で比較して、骨格のしっかりとした力強い味わいです。飲みごたえのあるワインが好きで、しかも名前が通っているワインがいいとき、「ボランジェ」はピッタリの選択肢でしょう。
【パーカーポイント91点】
[ワインアドヴォケイト 2025年7月]
ボランジェの2019年「コトー・シャンプノワ・ルージュ・ラ・コート・オ・ザンファン」は、かなりの割合で茎を含めて醸造されたためpH値がやや高めに仕上がり、主に古樽で8ヶ月間熟成されました。赤チェリーや黒プラムのブーケが、薪の煙やスパイスの香りと、ほのかなジビエのニュアンスと絡み合っています。口当たりはミディアムからフルボディで、凝縮感がありながらも引き締まっており、生き生きとした酸味と粉を思わせるタンニンが感じられます。余韻は香り高く長く続きますが、ややドライな傾向にあります。
[Kristaps Karklinsによる試飲 飲み頃予想2025 - 2034年]
Bollinger Coteaux Champenois Rouge La Cote aux Enfants