【パーカーポイント90点】
[ワインアドヴォケイト 2016年7月 ]
ロンドンで開催されたポンテ・カネのヴィンテージ・テイスティングで試飲した1999年シャトー・ポンテ・カネは、1996年や1982年よりも格調高い立派な出来栄えを見せてくれた。香りは明瞭で、ブラックベリーやブルーベリーの果実味が、熟成が進むにつれてドライフルーツや香木のようなニュアンスと見事に調和し、満足のいく味わいを醸し出している。口当たりはミディアムボディで、タバコを思わせるクラシックなブラックフルーツの風味が感じられる。程よい塩味があり、決して複雑なポイヤックとは言えないが、控えめな余韻には印象的な精度が感じられる。おそらく今が飲み頃だろう。1999年ポンテ・カネは、決して高邁な野心を持ったワインではないが、私の食卓に迎えても喜ばれる一本だ。
[Neal Martinによる試飲 飲み頃予想2016 - 2025年]
Chateau Pontet Canet