《生産者について》
飛鳥ワインは奈良県との県境に位置する大阪府・羽曳野市にあります。古事記の記述にこの地が「近つ飛鳥」と呼ばれていたことから、ワイナリーの名前としました。この名前としての会社設立は昭和60年ながら、創業者の仲村義雄氏がブドウ栽培を始めた歴史は昭和9年まで遡ります。
大阪でメジャーなデラウェアを基本としながら、様々な種類のヨーロッパ系ブドウを栽培。少量生産でクラフトマンシップあふれるワインをつくります。
季節になると「大人の遠足」と題してワイナリー・畑の見学とテイスティングのツアーを受け入れており、ワインツーリズムにも力を入れています。
《このワインについて》
飛鳥ワインではこれまでもマスカット・ベーリーAのワインをつくっていましたが、ブドウは購入したものでした。しかし近年に自社畑にてその栽培に挑戦を始め、2025年にごく少量のブドウから仕込んだのがファーストヴィンテージ。それがいきなり高品質です。
品種の特徴とされるキャンディ香は抑えられ、落ち着いたイチゴやチェリーの香り。色合いもしっかり濃く、果実味に凝縮感があります。オーク樽熟成は行っていないと聞きますが、その割にはしっとり滑らかな口当たり。「大阪でもこんな良質なブドウが育つんだ!」と驚きます。
Asuka Wine Muscat Bailey A