《生産者について》
ボデガス・エンゲラはペレス・パルト氏によって1999年に設立されたまだ若いワイナリー。バレンシアに160haもの畑を所有し、その全てをユーロリーフの認証を得た手法で管理しているなど、その取り組みは決して若さを感じさせません。
世界の美食家に通用するワイン造りを目指しているからでしょう。南スペインのワインにありがちな強烈な凝縮感はなく、果実感とエレガントさを両立させたものです。
《このワインについて》
白ワインでもロゼワインでもない「オレンジワイン」は、およそ10年前くらいから世界中で大流行。今やジョージアやフリウリばかりでなく、様々な産地・品種でつくられています。エンゲラの地元バレンシアでもそれは同じ。土着品種の「ヴェルディル」という他に聞かないブドウとソーヴィニヨン・ブランを組み合わせ、フルーティーで親しみやすいオレンジワインをつくっています。
ドライフルーツやスパイスなどの複雑な香り。「辛口」と言える範囲内で少し糖分を残して発酵を止めているのか、味わいにはまずフルーツの甘味を感じます。そこに適度なタンニンによる味わいの骨格が加わり、立体的な味わいに仕上がっています。
例えば中華やエスニック料理っぽい夕食。「これ、ワインには合わないかな」というメニューの日にこのワインを開ければ、意外な組み合わせが楽しくなるかもしれません。
Finca Enguera Orange Bodegas Enguera