《生産者について》
ポルトガルのアレンテージョ地方。ペーニャ山の中腹である標高640mに畑を持つのが、モンテ・ダ・ペーニャです。
そこは優良な御影石(花崗岩)の産地として有名で、完全なる火山性土壌。保水性が低く痩せているため、いきなり若い木を植えても根付きにくく、栽培には工夫が必要だといいます。その分フィロキセラが生息しにくい環境のため、非常に高い樹齢の古木が多く生き残っています。
モンテ・ダ・ペーニャの特徴は、長期の瓶内熟成を経て飲み頃のワインをリリースすること。それも5年程度ではなく10年以上も当たりまえ。それでいて普段飲みできるようなリーズナブルな価格なのですから、資金繰りはどうなっているのかと聞きたくなってしまいます。
《テイスティングノート》
煮詰めたプルーンのような、落ち着いたベリーの香り。そこに熟成に由来するだろう、腐葉土やキノコのような複雑さが加わり、スパイス感もあります。年月を感じさせる溶け込んだ果実味・酸味・タンニン。しなやかに調和しており、濃厚なのにスムースに舌の上を流れ、豊かな余韻が鼻を抜けていきます。
Monte da Penha Montefino Reserva