《生産者について》
ドメーヌ・シャンソンは1750年からつづくボーヌの生産者。コート・ド・ボーヌとコート・シャロネーズに88haの自社畑を所有するほか、購入するブドウからもワインをつくっており、後者は「シャンソン」の名称が使用されます。
ボーヌの中心部にあるバスティオン(城塞)を熟成庫として使用するなど、ブルゴーニュの発展の歴史とともにあるような生産者です。
1999年にはボランジェグループの傘下となり、継続的な設備投資により品質が安定しています。
《このワインについて》
シャンソン特徴としては赤ワインに積極的に全房発酵を行うこと。比率としては25-100%と、クラスやワインにより比率を変えています。
全房発酵は高い技術とブドウの質が要求される手法です。果梗から抽出される成分により、ワインの風味に爽やかさが増し、味わいがより立体的になると言われます。一方で酸度が落ちるので微生物汚染のリスクが上がります。未熟な茎により青臭い風味がつく心配もあります。
難しい全房発酵に挑みつつ、このワインのように広域クラスから安定して仕上げる。生産者の高い技術力の証です。
《テイスティングノート》
イチゴやラズベリー、チェリーのような赤色フルーツの軽快なアロマ。ほのかにコショウのニュアンスも感じます。まるみのあるフレッシュな果実味を持ち、スムースなバランス感です。
Bourgogne Pinot Noir Chanson