《生産者について》
第2次世界大戦時につくられた酒石酸工場が北条ワイン醸造所の前身。1943年に設立されました。
日本でワインづくりが難しい理由に、雨の多さと土壌の豊かさがあります。黒ぼく土を中心とした保水性の高い土壌ゆえ、ブドウに渇水のストレスがかかりにくく、粒が大きくなりがちなのです。多くの作物に適した豊かな土壌なのですが、高品質なワイン用ブドウには向かないのです。
その点で「鳥取砂丘」で有名なこの地の砂質土壌は日本でも特異。水はけのいい痩せた土壌ゆえ、ブドウの収量は自然と下がり、凝縮度の高いワインが出来上がります。
目指しているのは豊かな個性を持つ唯一無二のワイン。この土壌によるブドウの力強い風味と熟成リリースにより、確かに個性的なワインを提供しています。
《テイスティングノート》
カシスやブルーベリー、杉、ピーマンのようなカベルネ・ソーヴィニヨンらしい香りに、コーヒーのようなオーク樽のニュアンス。果実味には凝縮感があり、ボルドー的なバランスでしっかりとタンニンを感じます。飲めば「本当にこれは日本ワインなのか!?」と思わずにおれません。
Hojyo Wine Sakyu Red