《このワインについて》
日本の春といえば桜。そのピンク色の花びらにちなんで、ワイン売り場では多くのロゼワインがプロモーションされます。中には特に桜に関係のないワインでも、「桜が描かれた特別ラベルにしておけば売れるだろう」みたいなものすらあります。
この「さくらワイン」は違います。弘前大学などが研究・開発した、「さくら酵母」を使用して発酵させているのです。それはソメイヨシノなどの桜の花びらから分離されたもので、一般的なワイン酵母では出せない「和」の風味が生まれると言われます。
ブドウ品種は山ぶどう系の交配品種で日本独自のもの。まさに日本の春を彩るにふさわしいワインです。
イチゴやラズベリーのような赤いフルーツの繊細なアロマ。フレッシュで軽快な果実味。ほのかな甘味を感じるやや辛口ですが、余韻にはほのかな苦みが残るので、それが全体の印象を爽やかにしています。
《生産者について》
くずまきワインは山ぶどうからつくるワインに特化した生産者。1986年、地元のブドウを使ったワインで地域活性化をはかるべく設立されました。
日本において生食用ブドウは広く栽培されており、品質が高いです。しかし食用ブドウは実が大きいものが好まれ、ワイン用にすると凝縮度が低くなってしまいがちです。その点日本に自生していた山ぶどうは、濃い色の小さな粒をつけるのが特徴です。
その分、強烈な酸味を持つものが多く、その取扱いが難しい。くずまきワインでは長年の醸造の工夫で、様々な赤ワイン、ロゼワインを山ぶどうから生み出してきました。
SakuraWine Kuzumaki Wine