《生産者について》
この数年でワインの値段は大きく上がりました。最大要因は為替なので、輸入元やワイナリーの努力ではどうにもならないのです。その中で依然として手頃な価格を実現しているのが、このロシュバンです。
マコン地区の中心部、アゼ村に1921年から続くドメーヌ。56haの所有畑は、標高250-350mのなだらかな斜面に広がっており、抜群の水はけと太陽の恩恵を受ける好条件にあります。最新の醸造設備からフレッシュでとても安定したワイン造りを行っています。2004年からリュット・レゾネ栽培を実践し、2018年にHVE(環境価値重視)認証を取得しました。さらに、2020年から有機栽培にも取り組んでいます。
《このワインについて》
ここ最近の「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」、つまり広域スタンダードクラスの相場はいくらでしょうか。コート・ドールのドメーヌのものなら6000円前後。南部のコート・シャロネーズやマコネの生産者でも3000円は超えるでしょう。
その中でこの「ラ・カドール」は、この価格でありながら上級のピノ・ノワールなのです!
マコネ地区の中心部にある「クロ・サンジェルマン」の区画から、良いブドウのみを選りすぐってつくります。通常のキュヴェよりも1週間収穫を待つので、より風味が濃厚。それに合わせて新樽100%で12か月熟成させます。
熟したチェリーやベリーの香りに、コーヒー豆のような樽熟成による香ばしさが加わります。豊かなボディ感と適度なタンニン。酸味はマコネらしく少し穏やかです。この価格でありながら、確かな豪華さを風味に感じます。
Bourgogne Pinot Noir La Cadole Rochebin