《生産者について》
ベソアイン・ワインズは、フランス各地やドイツ・ファルツでワイン造りを学び帰国した、ミゲル・ベソアイン氏が妻と営むワイナリー。セントラル・ヴァレーの「アルト・マイポ」地域にあるロス・モロス地区。そこの自社畑は標高650mと高く、アンデス山脈と川の影響を大きく受けます。夜になると山脈から冷たい風が下ってくるため、畑の気温が大きく下がるのです。この風は乾燥しており、病害リスクが非常に低いため農薬を必要としません。
《山のカベルネ》
「山カベ」という分類は、おもにナパ・ヴァレーで使われます。谷底の平地部分と違い霧がかからないためブドウはより熟し、夜間は冷えます。その環境が酸とタンニンの豊かなブドウを生み、平地のカベルネと大きくキャラクターが違います。
ここチリにおいても同じようなことが言えるでしょう。気候が安定して乾燥していれば、昼夜の寒暖差は大きくなります。特にベソアイン・ワインズの自社畑は、マイポ川のそばにあることでその影響が顕著。他よりも力強いタンニンを持つワインができあがります。
そして元々の豊富なタンニンが、熟成によりなめらかになった口当たりは格別です。この価格帯にあまりない、ちょっと熟成したチリカベ。あまり他では味わえません。
《テイスティングノート》
まだ熟成による香りは支配的ではなく、熟したベリーやヴァニラ、チョコレート、スパイスのような豊かなアロマ。凝縮感の高い味わいは、しなやかなタンニンと滑らかな酸味が支えており、上品で広がりのある余韻に続いていきます。
Besoain Estate Cabernet Sauvignon Maipo Valley