《生産者について》
ラングドック地方の「ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール」というAOC。そこはラングドック初の「クリュ・AOC」であり、テロワールを表現するワイン造りが広まっていく切っ掛けとなった土地です。
そこで1997年に創業し、このAOCとともに歩むのが、シャトー・マリスです。イングランド出身のロバート・エデン氏が、世界各地でワイン修行をした後に移住して設立しました。
2002年にエコセール、2008年にデメテールのビオディナミ認証を取得。しかし有機栽培だけではありません。麻の屑と石灰の混合物である「ヘンプクリート」という建築材料を使用し、鉄筋などを全く使わない、100%植物由来の素材で醸造所を建設。熟成に使うのは主に卵型のコンクリートタンク。これらはすべて「自然と融合」という理想に向けての取り組みなのです。
《このワインについて》
濃厚さ、力強さがありながらも、口当たりが丸くどこかやさしさを感じさせる赤ワイン。
みずみずしいチェリーのようなフルーツに、特徴的なスパイスの香り。充実度の高い果実味が広がり、シラーらしい力強いタンニンも感じます。しかし若いワインなのに渋味は尖っておらずしなやか。この口当たりは亜硫酸無添加ゆえなのかもしれません。
Maris Zulu Rouge